訪問診療は、患者だけではなく家族も救う

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 私には、高齢で意思の疎通が難しくなっている祖父がいます。先日、その祖父が体調を崩しました。面倒を見てくれたのは、元看護師の叔母です。祖父に、持病の薬を飲ませた叔母は、「少し様子を見て、大変そうなら、いつもの主治医に訪問診療を頼みましょうか」と言いました。「たぶん、この薬で 良くなるとは思うんだけど」とも付け加えて。結局は叔母の見立てどおり、祖父の体調は安定し、お医者様を頼むことはありませんでした。もともと先生は、定期的に来てくれているのです。叔母曰く、その時に、今回のことを伝えればいいだろうとのことでした。
 今は現場を離れているけれど、長い間総合病院で働き続けたからこそ叔母は、いろいろな病状を見ています。対処法だって、私よりよほど多くを知っているでしょう。だから私は「叔母がいてくれる」というだけで、とても心強く感じました。そして、訪問診療には、こうして見守る人に安らぎを与える力もあるのだということも実感しました。
 病人が自宅に居れば、周囲の人はたとえ慣れると言っても、常にちょっとは気にしていますからね 。でも訪問診療でお医者様や看護師さんがいてくれれば、その間は「なにがあっても任せられる」という安心感があります。そう考えると、医療のプロが、一人の患者のために家に来てくれるって、本当にありがたいものですよね。訪問診療の制度が、もっと広まればいいのに。祖父の具合が悪い間、叔母が寄りそってくれている姿を見て、そう感じました。